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無鉄砲女子。
皆様 こんにちは。
年の瀬が近づいてきました昨日
私は、地元開催の萩城下町マラソン ハーフの部に
4年ぶりに参加しました。
30歳を超えて日頃の運動不足の解消にと
始めたランニングの延長で
何度か参加していましたこの大会
これまでは
楽しみながら完走出来れば良い程度の練習で本番を迎えておりました。
でも、今年は少し気持ちが違ってたのです。
それは、高校2年生の娘も参加するから・・・
彼女は、
小さい頃から スポーツクラブに入っているわけではなく
運動は全くと言っていい程 やってない
中学校卒業するまで吹奏楽を行う バリバリの文化系女子です。
しかし、 そんな彼女が
突如 高校に入り 文化部には入部せず
何を思ったか陸上部へ
無謀だろと思うくらい
親が心配する 無鉄砲な女子へと変貌
そんな 彼女が参加するという事で
1年半でどの位 成長したのか楽しみでありました。
まあ、40歳を超えたとは言え
曲がりなりにも
学生時代は 適当にスポーツは出来たという自負を持ち
現在も趣味程度ですが ランニングは継続し
この大会にも数度参加している父親
彼女の力量のお手並み拝見とばかりに
この2か月間は 練習のピッチを上げ
少し娘のハードルを上げてやろうと
大人げなくも企んでおりました。
大会は スタートし
2か月間の練習の成果もあり
私は出だし快調に・・・
想定通りの走りをし レース中盤に
地元開催という事で
知人の応援もあり
たくさんの方が声をかけてくれます。
そんな中 「○○ちゃん(娘の名前)に 追いつかんにゃ~」と
そう彼女は ただの無鉄砲女子では無く
私の前をひたすら走る無謀な無鉄砲女子の様です。
とはいえ、私は
数度 ハーフもフルも経験している人間
前半飛ばしては、後半きついぞと
ペースは飛ばさず
心の声を飛ばしながら
どこで 追いついて声をかけてやろう
肩でも叩き 軽く一声かけてやろうかと
そんな 親父のかっこいい所を
どう見せてやろうかと
そんなこんなの妄想レース
想定内のペースで淡々と後半へ・・・
レースは、残り 3KMを切りましたが
一向に娘の姿は現れません。
少しずつ気持ちに違和感を覚えだした
その頃、
気が付けば親父の脚は 限界寸前っ
息も上がりだし
脳裏をよぎるのは 自分のゴールの事だけ・・・
それでも、やる事だけはやりたいと
最後の長い上り坂を 何とか駆け上がり
想定したタイムで 私はゴール
家族に迎えられ
達成感と同時に湧いてくる娘の顛末
余韻と心配が交差する中
下の息子が一言 「○○ちゃん もうゴールしたよ5分も前に・・・」
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無鉄砲女子は
この1年半の間に 親父を超すという
(私の中では)偉業を果たし
無鉄砲ではないどころか
ライフル銃を持った女子へと進化していたのです!
振り返れば 何かに特化した才能があるタイプというより
何事もコツコツと積み上げ成果を出すタイプの彼女は
おそらく自分でも気が付かない中で
彼女固有の大きな力をつけていたのでしょう。
さあ、次の親父は
どんな壁であろうかと・・・
大人げない自分と娘の可能性に笑いが出てきます。。。
でも やっぱり少し悔しいので
来年は もっとトレーニングして
娘にチャレンジしたいと今綴りながら誓いました!!
何はともあれ、娘も自分もお疲れ様っ!