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実験。
皆様 こんにちは。
高気密・高断熱の住まいを提案させて頂いてます『田舎もん』では
この度、ちょっと おもしろい実験を試みています。
題して 田舎もんが築く高気密・高断熱住宅は 本当に高気密・高断熱なのか!?
という 私達の家づくりの核に迫った実験です!
この実験の結果云々では 高気密・高断熱とは言えなくなってしまいます。。。
どのような結果が待っているのでしょうか!?
実験は各社 1現場毎、持ち回りで実験を行います。
この度弊社で行った実験概要は こちら↓
suiken管轄期間:1/16AM0:00~1/19PM11:59(4日間)
概要:屋外と屋内の温湿度を24時間通して観測し温湿度のムラを調査
住宅所在:萩市内 水津さんの家(自邸) 築5年
性能値:次世代省エネ基準をやっとクリアできる程度 Q値=2.7程度 C値=0.9CM2/M2程度
温湿度計設置場所:屋外、床下、トイレ、寝室、リビング
暖房条件:リビング5.6KW 22°設定 AM5:00~PM23:00連続運転
寝室2.2KW 22°設定 PM21:00~PM23:00連続運転
この実験でわかる事:断熱・気密の良し悪しで、屋外環境の変化が どのくらい屋内環境へ影響が及ぶのか?
また、私達が築いている高気密・高断熱の住宅は冬場のヒートショック(屋内の温度差理想±5.0℃以内)からリスク回避出来るのか?
さあ、実験スタート!
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この4日間の
外気の最高気温は1/16 PM14:00時点 最高気温:13.4℃
この時点の各部屋の温度は 床下:16.8℃
トイレ:16.9℃
リビング:20.4℃
寝室:20.7℃
屋内の温度差:±3.9℃
コメント:屋内の温度差においても理想である±5.0℃以内を維持
外気の最低気温は1/18 AM5:00時点 最低気温:1.5℃
この時点の各部屋の温度は 床下:16.1℃
トイレ:14.1℃
リビング:16.2℃
寝室:16.5℃
屋内の温度差:±2.4℃
コメント:暖房を消し6時間が経過しているが屋内の温度は3℃程度しか下がらず
外気温1.5℃に対しても屋内では14℃以上を維持
かつ、屋内の温度差においても理想である±5.0℃以内を維持
外気の最高湿度は1/18 AM1:00時点 最高湿度:99%
この時点の各部屋の湿度は 床下:45%
トイレ:58%
リビング:50%
寝室:59%
コメント:屋外の湿度は99%の湿潤状態において、屋内の湿度は理想の40~60%を維持
外気の最低湿度は1/16 PM13:00時点 最低湿度:36%
この時点の各部屋の湿度は 床下:46%
トイレ:53%
リビング:44%
寝室:42%
コメント:屋外の湿度は36%の乾燥状態において、屋内の湿度は理想の40~60%を維持
実験結果:屋内温度においては ヒートショックリスク回避の理想である 屋内温度差±5.0℃以内を常に維持
屋内湿度においては 健康を考慮した湿度の理想である 相対湿度40~60%を常に維持
高気密・高断熱と訴えている『田舎もん』の家は 本当に高気密・高断熱の家でした!
実験感想:次世代省エネ基準をクリアしたC値=1.0以下の高気密住宅では屋外の環境変化の影響は受けにくく
改めて 胸を張って高気密・高断熱の住宅は健康に良い事が立証でき ほっと胸をなでおろしました。。。
皆様が 今、お住まいの家と比較し如何でしょうか?
これから、性能値によって どの位の差が出るのかというのも実証出来ますので
そちらの結果も お楽しみに・・・
やはり、住まいにとって 一番必要なコト
それは、大切なご家族の安全を守るというコトではないでしょうか!?
それを 築けている事が 私達 田舎もんの誇りであります。
これからも どうぞ 田舎もんをよろしくお願いいたします。。。
以上 実験報告でした。